朝ごはん 2013.11.04
山形県出身の方に、地元ではポピュラーな食用菊を畑で作ったからといただきました。
“東北の食用菊”といえばラジオ文芸館で朗読された『大幸運食堂』著明川哲也。
時代の流れに呑み込まれ切なくやるせない想いを抱えながら、それでもなんとかどうにか生きている登場人物達。何をしても上手くいかない、つらい、死んでしまいたいくらい。。。
そんな彼らに生きていく希望を与えるのが菊花をてんこ盛りにのせた“花丼”。
想像がふくらんで東北に行って食べてみたいなぁと思ったほどの“花丼”が今日実現しました。
花丼 大根油揚げのお味噌汁
5分付き米(圧力鍋炊き)にしらすと湯通しした菊の花びらのすだち醤油和えをのせて。
食べてるんだからきっと明日があるだろうと思う事にした...
花を食ったんだ いつか咲くからよ この人生も....
一つ一つの言葉が温かくて切なくて優しい大好きな小説です。
庭のあけびが開いた。
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